鹿児島の災害記念碑
大災害があった後には、災害教訓継承の一手段として、しばしば記念碑が建てられます。その場所ではなくとも、近くの公園・神社・公民館敷地などが当てられます。したがって、記念碑の分布を見ると、災害の大局的な傾向を読み解くことが出来ます。また、碑文を読むと、祖先が子孫に伝えたいと願った思いが伝わってきます。時には地元にある石碑を訪ね、当時に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。桜島噴火関係は上記にあります 2021/04/27 垂水護国神社で発見! |
<お願い>もしも災害記念碑を見かけた場合にはk4186169@kadai.jpまで情報をお寄せください。
写真と碑文がポップアップします。 |
凡 例 土砂災害 水害 台風・高潮災害 地震津波災害ほか
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国土地理院「自然災害伝承碑」
国土地理院では、2019年6月19日より、自然災害伝承碑のウェブ公開を始めました。これにより、過去の自然災害の教訓を地域の方々に適切にお伝えするとともに、教訓を踏まえた的確な防災行動による被害の軽減を目指す、としています。同時にデータはタイルでも公開していますし、ダウンロードも可能です。写真等は著作権を地方自治体が持っている場合もありますから、写真は除き、さわりだけを引用します。
凡 例 火山 洪水 土砂 地震 津波 高潮 その他 マーカーをクリックすると解説がポップアップします。 | |
国土地理院災害伝承碑(2021/01/15現在) |
文献:
- 鹿児島県, 鹿児島地方気象台編(1967), 鹿児島県災異誌 : 昭和41年(1966)まで. 鹿児島県, 192pp.
- 鹿児島県土地改良事業団体連合会(1989), 鹿児島の土地改良記念碑. 鹿児島県土地改良事業団体連合会, 335pp.
- 岩松 暉・橋村健一(2014), 桜島大噴火記念碑―先人が伝えたかったこと―, 徳田屋書店, 291pp.
- 岩松 暉(2013), 石碑にみる桜島大正噴火の災害伝承. WESTERN JAPAN NDICニュース, No.49, p.15-24.
- 岩松 暉(2019), 史料にみる桜島大正噴火. 自然災害科学, Vol.38, No.3, p.289-306.
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参考サイト:
- 鹿児島県の災害履歴に関する資料(鹿児島県)
- 自然災害伝承碑(国土地理院)
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初出日:2015/04/19
更新日:2022/08/08