Soshin Chikazumi: “Physics of Ferromagnetism”, Oxford Science Publications.
私が愛媛大学の4年生の時、ゼミで使っていたテキスト。当時、磁性研究室の4年生5名で輪講していた。講師は修士1年の先輩方。教員もいたが、学生等が困ったときに教える程度で、学生がメイン。学生同士で、ブリルアン関数からアッロット・プロット、磁区、磁壁移動、異方性など、学生なりに熱く議論したものだ。 当時を懐かしく思い、昨日に購入した。 ハードカバーは4万円を超えるが、ペーパカバーのものは、2009年6月発売で、6千円台で購入可能。私は、もちろん安い方を購入。アマゾンでもすぐ手に入る。わりと読みやすい英語で、磁性について基本的事項をまとめている。オリジナルは、 強磁性体の物理(上, 下)(裳華房):近角聰信 著。ゼミでやる意欲があれば小山研でも挑戦したい。(なお、私は、この英語版を全部読んだわけではない)