講演・共同研究

出前授業(高校への授業)


  1 生物リズム

 私たちは夜寝て、昼間に活動する。それに対してマウスやゴキブリは夜行性の動物で、暗くなると活動する。これらの活動は体の中にある生物時計が明暗サイクルに同調することでおこります。登校拒否などは心の問題であるとともに、からだのなかにあるリズムの乱れが原因となることがあります。この生物リズムについてお話します。


  2 生体の警告信号系としての痛み

 痛みは不快なものですが、生物にとっては必要なものです。針で刺したときの痛み、熱湯に触ったときの痛みなどは急性痛と言いますが、慢性関節リウマチや糖尿病などの慢性痛は急性痛とは異なります。あまり知られていない痛みの不思議についてお話します。

  3 神経のつくりと働き

 素早い行動には神経系などが必要です。そして無意識の行動にも神経系が関わっています。神経系を構成する神経細胞の仕組みや自律神経系などの仕組みを解説します。

  4 身体のつくりと働き

 動物の組織や器官の基本的な構造と機能についてお話します。これらを構成する細胞についても解説します。

  5 ホルモン

 生体機能は外部環境および内部環境の変化に対して素早く(神経系)またゆるやかではあるが持続性のある反応 (内分泌系)により、身体の恒常性を保っています。内分泌系は組織や器官の間の情報伝達をホルモンを使っておこなっています。このホルモンについて解説します。

 

問い合わせ先
  鹿児島大学学生部教務課大学院係
   E-mail:kdaigaku@kuas.kagoshima-u.ac.j

その他の高校生向け講義
  1 動物の感覚
  2 腹時計

 

 

大学・専門学校での講義
  1 生理学一般
  2 神経生理学
  3 感覚情報学
  4 内分泌学 
  5 生物リズム

  

問い合わせ先
  笠井聖仙
   E-mail:kasai@sci.kagoshima-u.ac.jp

 

【共同研究計画】
1 慢性関節炎治療薬の開発
2 安全な抗不安薬の開発
3 安全・安価な麻酔薬の開発
4 活魚輸送における鎮静薬の開発

問い合わせ先
  笠井聖仙
   E-mail:kasai@sci.kagoshima-u.ac.jp

共同研究実績(大学関係)

1 名古屋大学環境医学研究所

2 産業医科大学医学部

3 琉球大学医学部

共同研究実績(官庁・企業関係)

1)慢性関節炎モデル動物に対する 黒糖摂取の効果 、

2)慢性関節炎モデル動物に対する 亜鉛摂取の効果