とみやまの担当講義
海洋生物学実習
1998年度海洋生物学実習
日時 :1998年9月1日(火)〜9月6日(日)
場所 :実習船敬天丸(860t)乗船;奄美大島近海
参加者:学生15名(うち女性8名)、教官2名。
実習内容:
海洋観測 ;1日間
海岸の生物観察および採集 ;2日間
船上にて採集物の分類、計測、整理;3日間
日程
1998年8月29日(土)
14:00 共通装備を敬天丸に積み込む。
1998年9月1日(火)
9:00 谷山港に集合。敬天丸に乗船
9:30 谷山港出航
船内における生活規則等の説明、船内見学、避難訓練
11:00 昼食
17:00 夕食
22:00 消灯
1998年9月2日(水)
未明 奄美大島瀬戸内町古仁屋港沖に錨泊
6:30 総員起床・ラジオ体操
7:00 朝食
8:30 ランチに分乗してサンゴ礁観察ポイントに上陸。
シュノーケリングの講習会。
瀬戸崎付近のサンゴ礁生物の観察・採集
11:00 昼食(弁当)・昼休み
12:00 午後の観察
水中ノートを使っての詳しい観察
14:00 観察終了
14:30 ランチに分乗して敬天丸に戻る。
17:00 夕食
17:30 ランチにて古仁屋に上陸
19:00 上陸2便
20:00 上陸最終便
20:30 採集動物の整理と同定作業
22:00 消灯
1998年9月3日(木)
6:30 総員起床・ラジオ体操
7:00 朝食
8:30 ランチに分乗してサンゴ礁観察ポイントに上陸。
嘉鉄海岸付近のサンゴ礁生物の観察・採集
水中ノートを使って各人の自由テーマ観察
11:00 昼食(弁当)・昼休み
12:00 午後の観察
岬付近の水深5〜7mのサンゴ礁観察
14:00 観察終了
14:30 ランチに分乗して敬天丸に戻る。
17:00 夕食
18:30 採集動物の整理と同定作業
22:00 消灯
1998年9月4日(金)
6:30 総員起床・ラジオ体操
7:00 朝食
7:30 古仁屋港沖を出航。
8:30 ビデオ上映会;日本の自然
11:00 昼食
15:00 トカラ列島悪石島南東海域に停泊
海洋プランクトンの層別採集作業。
0m〜300mを50m層別採集、3時間おき24時間。
17:00 夕食
18:00 自動観測装置の操作見学。
19:00 海洋プランクトン採集(夜間)。
19:30 海洋プランクトンの観察と同定作業
22:00 消灯
1998年9月5日(土)
6:30 総員起床
7:00 朝食
7:30 海洋プランクトンの採集(昼間)。
海洋プランクトンの観察と同定作業
9:00 自動計測装置の操作見学
11:00 昼食
13:30 海洋プランクトンの層別採集作業の終了
15:00 悪石島南東海域を出航
17:00 夕食
18:30 ビデオ上映会;動物の配偶行動
22:00 消灯
1998年9月6日(日)
未明 鹿児島谷山港沖着、停泊。
6:30 谷山港の接岸
7:00 朝食
掃除・荷物の整理。
8:00 解散・下船
1998年9月7日(月)
10:00 敬天丸から共通装備を下ろす。
持物:
着替え・洗面道具・薬(持病薬、日焼け止め、船酔い止め等)・嗜好品(日本茶とコーヒーはある)・マグカップ(湯飲みはある)、テレホンカード、健康保険証、現金(食費:1300円×5日=6500円、シーツ洗濯代1000円、保険代460円、弁当容器代100円、小遣い;買い物の機会はほとんどない)、長袖のシャツ(船内の冷房のため)、スリッパまたはサンダル(室内用またはシャワー室の往復に便利)、ノート、筆記用具、水筒、水泳着、ズック靴(サンゴ礁観察用)、手袋、Tシャツ(サンゴ礁観察用;上半身裸で泳いではいけない)、長袖シャツ(日焼けしやすい人は長袖やフードが必要)、ピンセット、水中眼鏡、
あれば便利なもの;虫眼鏡、双眼鏡、シュノーケル、足ヒレ
集合について
☆出航は午前10時の予定であるが、集合時間は8月29日のミーティングで知らせます。乗船終了時間までには必ず乗船すること。谷山港への交通機関は不便であり、産業道路は渋滞するので、時間じは十分余裕を持って行動すること。
路線バス(南栄五丁目下車)
鹿児島交通 慈眼寺団地線(4番)、七ツ島一丁目線(5番)
運行経路 山形屋バスセンター⇒天文館⇒高見馬場⇒新屋敷⇒交通局前⇒騎射場⇒鴨池⇒郡元⇒脇田⇒慈眼寺or七ツ島
| 船内生活および実習における注意 |
1)船内設備と使用上の注意
☆電気(100VAC)陸上の一般電源と同じ
電気洗濯機、冷蔵庫、電子レンジ、自動給湯器、テレビ、ビデオ、トースター、パソコン(WINDOWSマシン)
☆水関係
浴室(シャワーを含む)洗面所ともに湯水が出る。洗面器、洗濯機、タライは共用のものが準備されている。石鹸、シャンプー、洗剤は各自で用意する。
(風呂、洗濯については、清水タンクの容量の関係で、毎日自由にはできません。一等航海士の指示に従うこと。温水シャワーの使用は男女の使用時間割を指示しますが、節水には十分に留意すること)
☆トイレ
男女別。海水による水洗方式なので、細い配管がつまらないように十分に流すこと。トイレットペーパーは準備あり。
☆食事・嗜好品
一般の食事に関する食器は準備してある。日本茶およびコーヒーは船内支給であるが、紅茶やジュース類などの嗜好品は各自用意すること。
電子レンジ、湯沸給湯器および飲料用冷却水は常時使用可能です。冷蔵庫に入れるものは各自名前を必ず書いておくこと。冷蔵庫の容量は限られているので入れる量は控え目に。
☆学生居室
1室(2段ベット、6人部屋)で各人につき寝具一式(毛布、枕、シーツ)とロッカー1個が割り当てられる。また、共通使用としてコンセント(AC100V)2カ所、ラジオの共同アンテナ端子1カ所、鏡1個、ソファー、テーブルがある。
室内は狭いので、各自が荷物の整理整頓に留意すること。
☆医薬品
簡単な怪我、風邪、下痢、腹痛等の市販薬程度は準備してあるが、持病等のある人は各自で準備しておくこと。特に、日焼け対策には十分に留意すること。
☆電話
NTTテレホンカードのみ使用可能な船舶電話がある。
2)船上生活上の注意
☆出航・入港時
乗組員および水産学部専攻科学生全員が配置につくので、操船の妨げにならないように注意する。特に、この際は、ブリッジ、船首甲板、機関室、無線室への立ち入りはしない。見送りのテープも船尾甲板が狭いので控えること。
☆1日のスケジュール
起床6:15、ラジオ体操6:30、朝食7:00、昼食11:00、夕食17:00
☆船はどんな時間帯でも当直(ワッチ)で働いている人と、非番で休んでいる人がいる。深夜の当直者は、日中睡眠をとらねばならないので、日中といえども、部屋や食堂で騒々しくしてはならない。
☆航海中、夜間一人で甲板に出ることは極力避ける。特に荒天時や船酔いの場合には危険。万一、海に人が落ちたのを見たときには、直ちに救命浮輪を投げ、ブリッジの当直者に連絡する。特に船尾のスリップウェイから落ちないように。
☆男子学生の女子学生の寝室への入室は禁止。その逆も禁止。
☆乗船中は禁酒(上陸時に飲酒できる機会はあるかも知れない)。喫煙は学生室でのみ可。寝室での喫煙は厳禁。
☆ブリッジや機関室に見学に行くときは、少人数で出かけ乗組員や専攻科学生の邪魔にならないようにする。必ず靴をはき(サンダルやスリッパは不可)見苦しくない服装をする。出航・入港時には立ち入らない。
☆非常時に際しては、船長の命令に従って行動する。各部屋に救命胴衣が用意してあるので、あらかじめその位置を確認すておくこと。救命艇の人員配置、防火部署における配置は船内の非常配置表に記載されているので、あらかじめ確認しておくこと。
☆乗船時には実習期間中の食事当番、掃除(衛生)当番を割り当てる。当番に当たった人は、決められた時間に速やかに任務を遂行すること。船酔いや身体の不調によりどうしてもできない場合は、代わってくれる人に頼み、教官に連絡しておく。
3)実習における注意
| 海洋観測実習 |
☆観測点到着予定時刻の15分前には、全員甲板に集合する。採水や測定装置の操作は、教官の指示をよく理解して上で十分注意して行う(小さなミスが大きな事故につながる恐れがある)
☆ヘルメットをかぶり、靴を着用し、筆記用具を持参する。
☆船内には甲板上や壁面などに思わぬ構造物があるから、常に足下や頭上に注意する。
☆測定は実験室で行うが、狭いので工夫して能率良く行う。
☆観測作業中はトイレの使用を禁止する。;トイレは基本的に海洋に垂れ流しのため、採水作業に影響するため。
| 潮間帯生物の観察実習 |
☆行動は必ず班単位で行うこと。採集用具等は手分けして運ぶ。
☆磯観察、採集では、半ズボンまたは水泳着を着用し、運動靴または地下足袋をはくこと。サンダルは滑りやすいので危険。靴下も着用した方が良い。日差しが強いので、出来れば長袖シャツを着用する。上半身裸にはならない。日射病や過度の日焼けには十分に注意すること。観察・採集や移動時には必ず、帽子・シャツを着用する。採集時には手袋を必要とするので忘れないように。
☆タイドプールやサンゴ礁での観察・採集では、マスク・シュノーケル・足ヒレ等を用いても良いが、その際は必ずグループで行動し、指導教官の指示に従うこと。サンゴ礁で観察時は、運動靴と手袋は必ず着用する。上半身はTシャツを着る。サンゴは鋭く怪我をするので、サンゴ礁では絶対に上半身裸で泳いではいけない。水着の上にジャージやズボンも着用した状態で泳ぐのがbetter。ウェットスーツ着用がbest。
☆弁当は船で用意するが、水筒や少量の副食品は各自で用意する。水場がないので水は十分に用意しておくこと。
☆集合、実習説明、出発等定められた時間を守ること。
連絡方法
敬天丸船舶電話・ファックス
航海中(160km以内) 030-023-3800
航海中(160km以遠) 040-023-3800
鹿児島谷山港停泊中 099-267-9030
その他の問い合わせ
水産学部船舶係 099-286-4031
生物準備室 099-285-8172
塚原潤三研究室 099-285-8161
冨山清升研究室 099-285-8937