竜ヶ水災害復旧記念碑
<碑文>
 平成五年夏、鹿児島県下は記録的な長雨と度重なる豪雨に見舞われ各地で甚大な災害が発生した。特に八月六日の鹿児島市を中心とする集中豪雨により甲突川の大氾濫で市中は水没し、国道・鉄道共に寸断され陸の孤島の化す状況であった。
 ここ竜ヶ水地区では山腹の崖崩れが土石流となり、数十箇所で日豊本線とこれに並行する国道10号線を分断し、通行者住民約二千五百人が閉じこめられた。
 折しも竜ヶ水駅では豪雨のため停車中の上下2本の列車が錦江湾にまで達する大規模な土石流の直撃を受け車両三両が押し潰され大破したが幸いにも乗務員の機転により百三十人の乗客は直前に脱出したあとであた。
 日豊本線の一日も早い復旧をと昼夜に亘る関係者の尽力により九月十九日、四十四日ぶりに開通した。
 この碑は復旧開通を記念すると共に再びこのような災害が繰り返されないことを願って建設したものです。
            平成6年三月吉日