鹿児島大学で物質科学を究める
 
 2010年1月1日、鹿児島大学理学部物理科学科固体物理学講座に小山研究室が出来ました。ここで、物質科学を研究•教育します。
 
 物質科学は、私たちの身の回りにある物質の本質を解明し、新材料を創り出すなどする科学です。ナノスケールや量子力学の世界を制御して研究し、私たちの生活に直結する新材料を開発する基礎を築きます。最近では、ハイブリッドカーのモータに使う強力磁石。この磁石は、1980年代に日本人が発見しました。また、ハードディスクの記録媒体、太陽電池パネルなど、材料科学は私たちの生活に直結した学問の一つで、科学立国日本を支えている学問の一つです。
 
 卒業研究は鹿児島大学のみならず国内外の大学や研究所と積極的に共同研究を進め、鹿児島大学から世界に情報を発信し、固体物理学や物質科学分野のリーディングラボラトリーを目指します。
 
 みんなの卒業研究から、世界最初のデータや新発見がきっと出るでしょう。 高校生、大学1−3年生の皆さん、物質科学に興味があれば、いつでも小山研に遊びにきてください。コーヒーでも飲みながら物質科学について研究やDiscussionしましょう。
 
試料の合成
大学院生と4年生の先輩が3年生に実験指導しているところ。(2010年2月)
鹿児島大学理学部1号館
(小山研究室があります)