試料採取にあたっての注意事項


試料採取に当たっては、下記の道具類を前もって準備しておく。なお、学生だけで試料採取に行く場合には、試料採取の日時と場所を必ず指導教官に伝えておくこと。

地図
 試料採取地域を含む1/50,000の国土地理院発行の地図を中央図書館でコピーしておく。

ポリ袋
 採取する土壌試料の量に応じて大小数種類のポリ袋を多めに準備する。密閉チャック付のものが便利。

ポリビン
 水の採取に用いる。100ml及び500mlサイズのものを準備する。

フィールドノート
 試料採取地点のスケッチや観察事項を記入する。生協にSKETCH BOOK(120円)の名称で販売されている。

カメラ
 試料採取地点の写真撮影に使用する。使い捨てカメラでもよいが、デジタルカメラがお勧め。

油性マジック、鉛筆
 ポリ袋やポリビンに試料名を記入したり、フィールドノートの記載に使用する。

小型シャベル、薬サジ、ピンセット、地質調査用ハンマー
 土壌、岩石・鉱物、植物の採取に使用する。

ゲージ(物差し)
 ステンレス製の巻尺タイプが便利。

携帯型pHメーター、pH校正用標準液、pH試験紙
 pHの校正方法は前もって練習しておく。

温度計
 水温や土壌の温度を測定する。

軍手
 土壌試料の採取では手が汚れることが多いので、軍手を使用するとよい。

クリノメーター又は方位磁石
 地図上の現在位置や地層の走行・傾斜の測定に使用する。

その他の道具類
 雨具、タオル、ティッシュ、ビニールテープ、その他試料採取の目的に応じて準備する。

服装
 野外での作業に適した服装をする。夏でも長袖、長ズボンを着用し、帽子は必需品。