大正噴火(旧桜洲小学校跡地)
 大正溶岩に埋まってしまった旧桜洲小学校の跡地に卒業生が建設したものです。(文責・写真撮影:岩松 暉)
碑文:
[中央]
大正噴火 桜洲尋常・高等小学校埋没跡 明治二十八年第(略字)一回卒業生 池田三平書
[左側の碑]
幾千の先人を薫陶育成し県下の名門校とうたわれし桜洲校大正三年この熔岩の下に埋没す
桜島は鳴動噴煙頻りなれとも往時を語らず
こゝ校跡に碑を建立す
昭和三十九年一月十二日
 鹿児島県知事 寺園勝志
[右側の碑]
桜島乃開発につれて古い碑が埋もれていく
大正噴火五十年を記念し当時千八百余名の後進を擁せしわれら乃桜洲校跡の碑もそうであった
ありし日の母校を偲びこゝに再建す
昭和四十六年 晩秋
背面には寄贈者の氏名が記されています。