気になる物質科学 ー記事について紹介ー
 
 
レポートの組み立て方
2010年10月4日月曜日
別ブログに書いたが、この
木下是雄:「レポートの組み立て方」(筑摩書房)
は、物理科学科の学生にぜひ読んでもらいたい。9月30日に、総合演習「わかりやすく主張する」の参考図書としてこの本をに用いた。受講生8名(大学4年生)に買ってもらって、総合演習を進めた。講義後の受講生のアンケートによると、受講生8名全員が「この講義を後輩に進めたい」と解答しています。来年のこの講義を開講するか決
 
志賀先生の固体物理学入門の本
2010年8月20日金曜日
以前買って本棚に飾っていた志賀先生の本を見てみた。タイトル「材料科学者のための固体物理学入門」志賀正幸著(内田老鶴圃)定価2800円。材料科学や固体物理学の研究を目指す学部学生(1−3年生ぐらい)にはちょうど良い。固体物理学を学ぶために必要な結晶学や熱力学、統計力学、量子力学なども完結にまとめられている。固体物理学が結晶学、熱力学、統計力学、量子力学の総合した学問であることがわかる。また、万が一
 
もしドラ
2010年7月28日水曜日
このごろ本の紹介をしていないので、今週読んだ本を載せます。半年前から買おうかどうかまよっていましたが、新聞記事で80万部突破とあったので、研究室運営にも役立つかな?とおもって読み始めました。3時間程で読めて、面白かったです。
 
東北大学 卒業
2010年3月17日水曜日
宮崎照宣:(非売品)
東北大学工学部応用物理学科宮崎教授の最終講義資料が一冊の本として、最終講義で渡された。久しぶりに目を通し、いくつか印象に残る言葉があったので紹介します。
1)本多光太郎名(迷)言:
「学力も大事だが、努力はもっと大事だわなア」
「目先の待遇など問題でないわア」
「今が大切」
2)ある予備校の広告:
「学力の低下より気力の低下が心配(問題)だ」
 
勉強だけちゃう!気力をもって
 
鉄の点景:振動発電
2010年3月17日水曜日
藤井美穂:日本鉄鋼協会会誌「ふぇらむ:鉄と鋼」vol.15. No.3(2010年)7ページ
 私たちの身の回りで発生する(発生している)振動をエネルギーに変換(振動発電)する試みが、最近活発になっており、この記事は最近の振動発電用材料や発電方式について、分かりやすく書いています。
 振動発電には、主に(1)圧電素子を使った圧電式、(2)コイルと磁石を使った電磁誘導式、(3)コンデンサーの原理を
 
2010年3月11日からテストで始めました記事紹介(個人的に感じたこと紹介)。学生さん対象に物質科学研究の動機付になればと思い始めす。しかし、けめんどくさかったら、時たま更新。