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ほんの部屋 |
No.2 | ||||
| 最近，高校で物理を学習していない学生さんに物理（科学）を講義 することになり， その題材を探す目的で物理関係（専門書でない）の本に目 を通すことがあります。 私が実際に読んだ本で，大学生や高校生のみなさんにも読んでほしいものを 紹介しています。 |
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| 書名 | 著者 | 出版社 | 備考 | ||
| 6 | 量子力学の世界 | 片山泰久 | ブルーバックス | 湯川秀樹先生が序文を書かれています。数式はほとんど見当たりませんので 数式が・・・という方はぜひ。量子力学の歴史にも詳しくなりますよ。 | |
| 7 | 科学・考えもしなかった41の素朴な疑問 | 松森靖男夫 | ブルーバックス | 潮汐のことをどう説明しようかと思っているときにこの本に出会いました。 | |
| 8 | 非線形科学 | 蔵本由紀 | 集英社新書 | 非線形科学の基本的な考え方や手法をごく平凡な言葉で語り，この科学の全体像を浮かび上がらせる試みをしたと著者は言っています。著者が大学院生のとき，プリゴジンを見る機会があり強烈なオーラを感じたそうです。 | |
| 9 | 我輩は電子である | 室岡義広 | ブルーバックス | 電子が物質の中でどのように存在しどのように移動するかを説明し,電気磁気現象の基本がわかるようにしたと著者は書いています。きになってネット検索してみました。『吾輩は猫である』の パロディ小説はたくさんあるようです。”我輩は電気である” というものもあるようです。 |
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| 10 | 現代物理入門 | 片山泰久 | 講談社学術文庫 | 深い思想に裏打ちされた物理の本が消えてしまったと著者は嘆いています。力学の法則の哲学的な意味，歴史的な背景なども学ぶことができます | |