受験生のみなさま

卒業生からのメッセージ

水間 浩太郎
平成29年度数理情報科学科卒業

数学のみに限らず情報・プログラミング・統計学など幅広い学問を学べます!

 私は現在、他大学で統計学の研究をしています。私は鹿児島大学に入学できてとても良かったと思います。これは主に3点の理由があります。一つ目は、数理情報科学科では数学に限らず幅広く学問を学べる点で、自分の興味に合わせて勉強できます。二つ目は、親切で熱意ある教員が非常に多い点です。学問に限らず様々な相談をしながら、色々なチャンスを提供していただきました。三つ目は、3年以下でもできるサイエンスクラブという他大学にはない制度がある点です。
 私はこの制度を4年間利用して、様々な学問に触れることができました。入学当初は漠然と「数学が好き」という思いしかありませんでしたが、このような環境のお陰で好きな統計学という学問に出会えることができました。
 今後は、IT企業のデータサイエンティストや製薬企業の統計解析職や金融業界のアクチュアリーなど、自分の専門性の活かせる職業に就きたいと考えています。
 鹿児島大学は、自分のまだ見ぬ才能を開花できる素晴らしい環境があります。鹿児島大学理学部を考えている方は是非、入学を目指して頑張ってください!

松添 由佳
平成25年度数理情報科学科卒業

「今しかできないこと」を全力で!

 私は、長崎県の佐世保市内の中学校で数学科の教諭として働いています。大変なこともありますが、生徒たちの笑顔を見て、「私も頑張ろう!」と思い、たくさんの壁を乗り越えることができました。若い力を現場に生かしていくことがこれから必要になるからこそ、自分の力を十分に発揮し、貢献していきたいと思います。
 鹿児島大学を選んで良かったと思うことは、たくさんの人と出会えたことです。まず、鹿児島大学の先生方は、悩みを相談すると親身になって、一緒に私たちの将来のことを考えていただきました。また、同じ目標を持った仲間と出会えたことで、自分自身の夢実現に向けて、ともに励ましながら夢に向かって努力をすることができたと思います。
 後輩の皆様にメッセージとして、大学時代にしてきたことは社会に出てからの力になります。私が大学生の頃、東日本大震災が起こりました。そのとき宮城県に行ってから、ボランティア活動をした経験は大きく自分の人生を変えました。「今しかできないこと」を一番に考え、たくさんの経験をするのが大学だと思います。何事にも興味を持って挑戦し、最後まで諦めない気持ちを忘れず、今できることをしてください。

濵田 佳奈
平成20年度物理宇宙専攻修了

大切な仲間をつくることのできた大学時代が私の支えになっています。

 私立樟南高等学校で,物理を専門に教えています。どのように説明をすれば高校生に伝わるかを考えながら授業を組み立てるのは,簡単ではないですがとても楽しいです。今までの自分自身の経験が全て活かせる仕事だと思っています。
 今後も自分のスキルアップのために努力し,生徒に還元していきたいです。
 理学部で学んだ専門知識や実験の手法は,高校の教員を勤める上でやはり大切なものですが,それ以上に,面倒見のいい先生方が粘り強く指導してくださり,教員としての温かさも教えていただきました。また,友達と一緒に必死でレポートを書いたり,サークルでは夜遅くまで練習したり,濃い4年間を過ごしました。今でも係わってくださる先生や友達の存在は,今の私にとって大きな支えです。
 大学という場所は学問そのものだけではなく,「勉強の仕方」を学ぶ場所でもあります。また,サークル活動など勉強以外のものでも,どれだけ真剣に取り組むかで得られるものは違います。私の場合は教員になってからの行事の運営などに活きています。すべてのことが自分を育てる材料になる,自由に勉強のできる鹿児島大学は最高の環境です。

丸山 健太
平成19年度物理宇宙専攻修了

ナンバーワンではなく、オンリーワン

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)で人工衛星の試験設備を担当しています。宇宙に打ち上がる前の人工衛星と日々向き合いながら、宇宙開発を円滑かつ効率的に進める方法を模索しています。
 鹿児島大学ほど多くの望遠鏡を扱っていて、自分たちの手で扱える大学は他に無いと思います。また、鹿児島という暖かい土地柄・人柄、焼酎による呑みニケーション、温泉による癒しは大学生活を満喫する上でかけがえのないものでした。
 ナンバーワンではなく、オンリーワンを目指して下さい。学生時代のうちにできるだけ多くの経験を積み、自分だけにしかないものを見つけて下さい。それがたとえナンバーワンでなくても、かけがえのない財産になるはずです。

戸高 優
平成23年度生命化学科卒業

大学は将来の自分と真剣に向き合う大切な場所

 私は鹿児島大学理学部生命化学科で、専門的知識だけでなく、学校生活や研究生活を通して社会人として生きていく上で大切なことを多く学びました。
 現在は、女性警察官として地域住民の方々の安心安全を守れるように努めています。今の職業と大学で学んだことは一見繋がっていないように思えます。しかし、社会人になった今、研究生活の中で培った「効率的な時間の使い方」、「一つの物事を多面的にとらえる力」、「何度失敗しても諦めない心」など、大学で学んだ一つ一つのことが生きていると実感しています。
 大学は将来の自分と真剣に向き合う大切な場所だと思います。大学生活を通して、たくさん学び、いろいろなことに興味を持ち、何にでも挑戦をしてください。その中には社会に出てから役立つ事がたくさんあるはずです。皆さんにはより充実した大学生活を送り、諦めることなく自分の夢や希望を実現してもらいたいと思います。

辻 美奈希
平成28年度生命化学専攻修了

「今」自分がやりたいことを全力で

 鹿児島県の出先機関である南薩地域振興局で,地域振興に関係する業務に携わっています。型にはまりきった業務ではなく,現場に足を運んだり,新たな考えを提案したりと,地域の実情に応じて自分なりに取り組めるのでやりがいがあります。今後は,県外に関係する業務にも関わっていきたいです。
 授業や研究,サークル,アルバイト等様々なことをこなしていた経験が,複数分野の業務に抵抗なく取り組むことに生きています。学生時代の研究内容そのものは業務と関係してはいませんが,根気強く問題に取り組み,失敗してもへこたれず次にどう繋げるかを考える姿勢は,現在の業務にも生かされています。
 今自分が学びたいと思うことや,興味のあることに存分に取り組める場所が大学です。多くの学部学科やサークルがあり,自由な時間も沢山取れる鹿児島大学には,そのための環境が整っています。将来の夢が具体的に決まっていなくても大丈夫!受験勉強は大変ですが,大学での学びに向けて悔いの無いよう全力で頑張って下さい。

甲斐 有紀子
平成21年度地球環境科学科卒業

興味の対象を見つけたら、何にでも挑戦してみてください

 私は卒業後、徳田屋書店 鹿児島地図センターという会社に就職しました。地図作製部門に属し、様々な用途に合わせた地図の作製に携わっています。特に、東日本大震災後は各地域で防災マップの作製・修正が急務となりました。地図の重要性・可能性を改めて実感しながら仕事に励んでいます。
 大学の実習では、野外に赴き調査・観察を行います。そこで各地が独特に持つ現場の実情を反映させる事の大切さを学べました。
 また、私は在学中に受けたある講話がきっかけで当時希望していた進路を少し変更しています。その講義を受講した事が、今の職業を志す大きなきっかけになりました。
 これから鹿児島大学に入学し、後輩となる皆さんは、是非多くの事に興味を持ち、探求してください。自分に制限を掛けず、大学生という特別な時間と、幅広い分野で特色を持つ鹿児島大学を存分に利用してください。皆さんが、人との出会いで、一冊の本で、偶然に足を運んだ先で、多くの「予想外な出来事」に出会える事を楽しみにしています。

小牧 葵
平成25年度地球環境学科卒業

学生という自由な時間のあるうちに夢中になることを頑張って

 私は、在学中に気象予報士になろうと思い勉強を始めました。卒業後は東京に行き、勉強を始めて4年でやっと資格を所得。縁あって、今では地元の鹿児島読売テレビで気象予報士として働いています。現在はニュースの中で気象情報を伝えたり、季節の映像の取材に行き、原稿を書いています。大雨の日があったり、台風が来たり、災害を引き起こしてしまいそうな時は、いつもの倍の原稿を書き、出演をして気象情報を伝えます。こういう時こそ、気象予報士にしかできない仕事だと思い、やりがいを感じています。また、いろいろな資料を見て、天気をどう解説したら良いのか悩んでしまう日もあります。実際に予報するにはまだまだ勉強が必要です。
 在学中は地層を調べたり、島を歩き回って地質図を書いたり、野外調査が大好きでした。今の仕事でも旬な話題を外に出かけて取材することは毎回楽しみです。大学で生物や植物、そして火山や地震など生活に身近なことを学んだことで、これからは気象以外の分野でもニュースに携わりたいと思っています。
 最後に在学中の皆さん、学生という自由な時間のあるうちに夢中になっていることを一生懸命頑張ってください。